成長していく子供たちに何より大切なのは、「楽しむこと」。楽しいことなら子供は頑張るものです。
でも、わからない勉強や、押しつけの課題は、ただツラいだけ。苦手な子にむやみに勉強を強制するのは逆効果です。楽しい学習と、本当の高い学力へのカギは「わかりやすい教え方」にあります。
いちど自信を得た子は、いつしか「夢」を持つようになります。ニャースの生徒たちは、「勉強が好き」というタイプは余りいませんが、皆それぞれに「僕/私だって、やればできるんだ」という気持ちをいつの間にか身につけています。
通信簿はイマイチでも、「成長したいという気持ち」はどこかにみんな持っている。その心こそが、その後の成績向上につながっていくのです。
受験は、生徒たちにとっては人生の一大試練。ついつい、本人もご家庭も焦りがちになります。しかし、やみくもに結果ばかり求めていても問題は解けません。焦りは禁物。
まず基本に立ち返り、道筋をしっかりとたどれば、かならず出口は見えてきます。それと同じように、普段からの学習も、段階をふんで「ゆっくりと」。飛躍の時は、どの子にもいつかかならずやってきます。
その時を信じて、焦らず、つねに「基本」を大切にする姿勢こそが、厳しい試練に立ちむかう真の学力を育てていくのです。